猫と山の話題はアクセスが伸びる和快のブログ...
これでいいのか...
「父ちゃん、頑張ってるか~...?」
...
って事で、
周回記の続きです。
五竜岳へ向かいます。
ここからは、登山者が少ないルートなので、
道が少し不明瞭になります。
地図とピンクテープをしっかり確認しながら歩きます。
草をかき分けて...
危険なガレ場。
鎖って以前からあったっけかな...?
で、
ここでルートミス...
何度も転びながらピンクテープまでトラバースして...
ガレ場、苦手なんすよね...
左のピークが五竜岳。
遠くに見える右のピークが阿寺山。
思いのほか近いな~...
なんて余裕は、五竜岳まで。
はい、五竜岳。
愛する、「広堀」の文字。
「待ってろよ、愛する広堀よ。」
「サクっと下山してやるぜ~。」
...
なんて、
余裕をブチかましていた中年男子だが...
鐘を鳴らして礼拝。
ここからは、
殆ど登山者が入っていないルートなので、慎重に歩きます。
ここから龍神碑までは未踏のザ・ワカイです。
楽しさもあり、
不安もあり...
不安だらけ...
たまに花を見て心を癒す。
慎重になりすぎて気疲れか...
身体が重い...
写真も、撮る気力なしで...
山道ですが、
慎重に確認しながら歩けば迷うことはないです。
気が付けば神生ノ池。
池塘って、ほんと不思議ですよね。
見てるだけも癒されますわ。
がしかし、
いつの間にか疲労がピーク...
脚が硬いし重いし...
そんなこんなで、
また写真を撮らずに延々歩く...
で、
ようやく阿寺山をロックオン。
近くて遠いよ...
遠いって...
まじ遠い...
振り返って八海山。
歩いたね~。
この、池塘のある湿原ルートを歩きたかったんですよ~。
ひとつの目標達成です。
ここでテン泊したいくらい、
ほんとに気持ちの良い場所ですよ~。
夏の阿寺山も最高~。
気持ち良い湿原をてくてく歩き...
下山ルートを右に見ながら、
ピークへ向かうルートを歩き...
(写真撮ってないっす...)
来ました、
阿寺山山頂。
3月の雪歩き以来です。
眺望はグッド。
がしかし、
撮る気力なく...
割愛...
五竜岳から阿寺山まで、
まさかの1時間半...
コースタイムの1時間40分とほぼ同じ...
ヤバいっすね...
休みたいけど、
このままだと下山タイムもヤバいので、
深呼吸して...
いざ、下山開始です。
...
って、
まさかの、
まさかのですよ、
ここで水とポカリとコーラ、
全ての水分(3リットル)が尽きるという、
最悪の展開っすよ...
心の中では号泣の中年男子...
ジャバミ清水まで3キロかよ...
大丈夫か、ザ・ワカイ...
かなりの精神的ダメージよ...
(泣きながら)下ります。
滑りやすい足元の土...
慌てず焦らず、怪我せずに、
無事に下りる事だけを考えて...
なので、
ほぼ写真なしっすよ~...
で、
紫陽花に癒されながら...
振り返れば、
気持ち良いブナ林。
そして、
ジャバミ清水で水をガブ飲み...
ガブ飲み...
アブが飛んで来ようが、
ガブ飲み...
(写真なしっす...)
水は補給出来たものの...
転ぶって、かなり体力消耗しますね...
脚の重さは、
ただただ増すばかり...
で、
ルートミスの危険がある、
ジャバミ清水から龍神碑までの道。
よ~く下を見ると、
石に赤マルペンキの印、要所要所にピンテープがしっかりあります。
有難いですね~。
確認しながら一歩一歩。
がしかし、
膝が笑うっつうか、
もう、脚全体がガクガクで、
何度転んだことか...
どんどん体力消耗し...
ようやく来ました、龍神碑。
ここまで、無事に辿り着けたことをお伝えし、
また、無事に下山できることを祈祷し...
歩きます。
このあたりは、
もう、
ふらふらっす...
「頑張れ中年男子!」
...
と、
(泣きながら)心の中で叫ぶ...
で、
(泣きながら)無事下山。
登山口到着の写真撮り忘れ...
下山もコースタイムとほぼ同じタイム...
まぁ、
頑張ったよ、
ほんとに。
もう、
歩けない...
歩けば20分の我が家に、
「(泣きながら)帰れないよ~っ!!」
...
ってことで、
甘えて、
迎えに来てもらっちゃった...
登場した車がリムジンに見えたぜ~。
念願の、
夏の阿寺山、
湿原ルートは最高でした。
そして、
体力の衰えを痛感した中年男子...
体力に応じた時間配分と、
必要以上の水を携行すること、
色々勉強になった登山でした。
でもでも、
やっぱり、
山は気持ちいい。
愛猫よ、
とうちゃん、帰ったぜ~♬
「父ちゃん、お帰り~♬」
...
いや...
それとも、
「で...? 早くご飯ちょうだいよ...」
なのか...
...
そんな、
自分に鞭打った、試練の一日でした。
でも結局、
山、最高~。
まじ山最高~♬