2023/08/10

八海山新開道~阿寺山周回記。 其の弐

 

猫と山の話題はアクセスが伸びる和快のブログ...

これでいいのか...



「父ちゃん、頑張ってるか~...?」



...


って事で、

周回記の続きです。



五竜岳へ向かいます。

ここからは、登山者が少ないルートなので、

道が少し不明瞭になります。

地図とピンクテープをしっかり確認しながら歩きます。




草をかき分けて...


危険なガレ場。



鎖って以前からあったっけかな...?

で、

ここでルートミス...

何度も転びながらピンクテープまでトラバースして...

ガレ場、苦手なんすよね...


左のピークが五竜岳。

遠くに見える右のピークが阿寺山。



思いのほか近いな~...

なんて余裕は、五竜岳まで。


はい、五竜岳。




愛する、「広堀」の文字。



「待ってろよ、愛する広堀よ。」

「サクっと下山してやるぜ~。」


...

なんて、

余裕をブチかましていた中年男子だが...


鐘を鳴らして礼拝。




ここからは、

殆ど登山者が入っていないルートなので、慎重に歩きます。



ここから龍神碑までは未踏のザ・ワカイです。

楽しさもあり、

不安もあり...

不安だらけ...



たまに花を見て心を癒す。




慎重になりすぎて気疲れか...

身体が重い...

写真も、撮る気力なしで...


山道ですが、

慎重に確認しながら歩けば迷うことはないです。


気が付けば神生ノ池。






池塘って、ほんと不思議ですよね。

見てるだけも癒されますわ。


がしかし、

いつの間にか疲労がピーク...

脚が硬いし重いし...


そんなこんなで、

また写真を撮らずに延々歩く...


で、

ようやく阿寺山をロックオン。



近くて遠いよ...

遠いって...

まじ遠い...


振り返って八海山。



歩いたね~。


この、池塘のある湿原ルートを歩きたかったんですよ~。

ひとつの目標達成です。

ここでテン泊したいくらい、

ほんとに気持ちの良い場所ですよ~。

夏の阿寺山も最高~。



気持ち良い湿原をてくてく歩き...

下山ルートを右に見ながら、

ピークへ向かうルートを歩き...

(写真撮ってないっす...)



来ました、

阿寺山山頂。




3月の雪歩き以来です。


眺望はグッド。

がしかし、

撮る気力なく...

割愛...


五竜岳から阿寺山まで、

まさかの1時間半...

コースタイムの1時間40分とほぼ同じ...

ヤバいっすね...


休みたいけど、

このままだと下山タイムもヤバいので、

深呼吸して...

いざ、下山開始です。


...

って、

まさかの、

まさかのですよ、

ここで水とポカリとコーラ、

全ての水分(3リットル)が尽きるという、

最悪の展開っすよ...



心の中では号泣の中年男子...


ジャバミ清水まで3キロかよ...

大丈夫か、ザ・ワカイ...

かなりの精神的ダメージよ...


(泣きながら)下ります。



滑りやすい足元の土...

慌てず焦らず、怪我せずに、

無事に下りる事だけを考えて...


なので、

ほぼ写真なしっすよ~...


で、

紫陽花に癒されながら...




振り返れば、

気持ち良いブナ林。




そして、

ジャバミ清水で水をガブ飲み...

ガブ飲み...

アブが飛んで来ようが、

ガブ飲み...

(写真なしっす...)


水は補給出来たものの...

転ぶって、かなり体力消耗しますね...

脚の重さは、

ただただ増すばかり...



で、

ルートミスの危険がある、

ジャバミ清水から龍神碑までの道。






よ~く下を見ると、

石に赤マルペンキの印、要所要所にピンテープがしっかりあります。

有難いですね~。

確認しながら一歩一歩。


がしかし、

膝が笑うっつうか、

もう、脚全体がガクガクで、

何度転んだことか...

どんどん体力消耗し...



ようやく来ました、龍神碑。




ここまで、無事に辿り着けたことをお伝えし、

また、無事に下山できることを祈祷し...


歩きます。




このあたりは、

もう、

ふらふらっす...




「頑張れ中年男子!」

...

と、

(泣きながら)心の中で叫ぶ...




で、

(泣きながら)無事下山。


登山口到着の写真撮り忘れ...

下山もコースタイムとほぼ同じタイム...

まぁ、

頑張ったよ、

ほんとに。


もう、

歩けない...

歩けば20分の我が家に、

「(泣きながら)帰れないよ~っ!!」

...


ってことで、

甘えて、

迎えに来てもらっちゃった...

登場した車がリムジンに見えたぜ~。



念願の、

夏の阿寺山、

湿原ルートは最高でした。


そして、

体力の衰えを痛感した中年男子...


体力に応じた時間配分と、

必要以上の水を携行すること、

色々勉強になった登山でした。



でもでも、

やっぱり、

山は気持ちいい。



愛猫よ、

とうちゃん、帰ったぜ~♬



「父ちゃん、お帰り~♬」

...


いや...

それとも、

「で...? 早くご飯ちょうだいよ...」

なのか...


...


そんな、

自分に鞭打った、試練の一日でした。


でも結局、

山、最高~。

まじ山最高~♬