中年の足反射療法士による、
玄人向けな...?マニアックな考察...
前回は「三叉神経」についてでしたが...
今回は、
足底にある踵の反射区、「生殖腺」について。
踵の「生殖腺」って、
本当に「生殖腺」なのか...?
「そんなことない!生殖腺だ!」
と反論するセラピストもいると思いますが...
あくまでも、
個人的見解です...
ご意見等、一切受け付けておりません...
そこのところ、よろしくお願いいたします。
一般的に、踵は「生殖腺」の反射区と言われていますが...
外踝・内踝の斜め下部にも生殖腺、
「前立腺・子宮」・「睾丸・卵巣」の反射区があります。
つまり、反射区がふたつ存在する...?
何故...?
その昔、
ジョセフオイグスターも、
この踵の生殖腺はミステイクだと認めた...
と、言う話を聞いたことがあるような...
ま、
本当かどうか...
で、
結論から言うと...
足底の踵骨部は、骨盤、なかでも腸骨あたりに相当するのではないかと...
過回内、過回外は骨盤に影響しますしね。
そもそも、
反射区が重複して存在するのは不思議な訳で...
「生殖腺」と、漠然に記されているのも不可解である...
「前立腺・子宮」・「睾丸・卵巣」と、
はっきり記している反射区があるにもかかわらず...
実際、
「前立腺・子宮」・「睾丸・卵巣」に反応があれば、
踵の「生殖腺」の反射区にも反応があるはずだが...
正直、踵を施術していて、「これが生殖腺の反応だ!」
と、
確信したことはない...(問診も含めて)
踵の反応と言えば、
皮膚が硬いとか...
足底筋膜炎による、付着部の硬結ぐらい...
あ、
膀胱の反射区の反応なのか、
ここの鑑別はとても大切である!
...
「いや!生殖腺だろ!」って、
考えるセラピストもいると思います。
そう考えている方は、そのように施術すればよいと思います。
反射区図表も、色々な図がありますしね...
結局、どれが一番正しいかは、わからないですから...
どの図表を信じるか...
何を信じるか...
あとは、
自身の経験と考察と...
...
僕は、
色々考察した結果、
踵は骨盤前面若しくは腸骨。
踵後面のアキレス腱付着部より下は坐骨(臀部)...
と捉えて施術しています。
前述しましたが、
過回内、過回外は骨盤に影響しますからね。
基本的に、
骨格系の反射区は骨上に存在してますよね、
脊柱や肋骨、肩甲骨など...
それらと同じ見解です。
...
と言うことで、
次回も気になる反射区について考察した結果をお伝えできればと思います。
ご興味のある方はお楽しみに♪